コラム

ウェビナーにはオフラインのセミナーと比較してどのようなメリットがあるのかご存じでしょうか。また、いくつかメリットがある一方でデメリットも存在します。本記事ではウェビナーとセミナーを比較した際のメリットやデメリット、さらにデメリットを解決する方法を紹介していきます。
ウェビナーを行う上でのメリットやデメリット、デメリットに対する対策を把握することでウェビナーに取り掛かるかどうかの判断がしやすくなります。
ウェビナーの特徴をしっかりと把握して、検討のお役に立てていただければと思います。

ウェビナーのメリット

1.安価な費用で実施できる

参加者人数など規模にもよりますが、最も大きなメリットは、費用面や工数面でオフラインのセミナーよりも大きく削減が測れる点です。
オフラインのセミナーの場合だと、会場の確保や大勢のスタッフの用意が必要となり、来場者の対応にも気を配っていく必要があります。
ウェビナーの場合、大規模な会場の確保も大勢のスタッフも不要となり、実施に向けたハードルを大きく下げることができます。また参加者の視点から見ても会場に向かう交通費や移動時間がかからないというメリットがあり、双方にとって大きなメリットを創出できます。

2.地理的な制約を取り払える

オフラインセミナーでは開催地に近い人しか参加できませんでした。そのため全国の主要都市の会場で同じ内容のセミナーが開催されることも珍しくありませんでした。
ウェビナーの場合、開催側も参加者側も任意の場所から参加することができるため、地理的な制約が無くなります。これまで地理的な理由で参加が困難でアプローチできていなかった層に対しても集客できるようになるのがウェビナーの利点です。
また各々が任意の場所から参加できるため、感染症対策にも配慮した非接触型イベントの開催にもつながります。

3.参加者の心理的ハードルを下げることができる

ウェビナーは参加者視点で見た際にオフラインセミナーよりも気軽に参加しやすいです。また参加のしやすさだけでなく、ウェビナー中の質問事項もチャット機能やアンケート機能から気軽に発信することができます。
参加者から多くの意見や質問が集めることができれば、ウェビナー自体を盛り上げられることはもちろんですが、次回以降に向けた参考情報も社内に蓄積され、ウェビナー自体の質の向上にもつなげることができます。
ウェビナーへの参加という点だけでなく、ウェビナー中のコミュニケーションに対する参加者の心理的なハードルも下げられるという点は大きなメリットとなります。

ウェビナーのデメリット

1.参加者の反応が分かりづらい

ウェビナーの場合、参加者の表情が演者からは分かりづらいことが多々あります。参加者の反応が分からないと参加者がコンテンツの内容についていけているか、疑問に思っている点は無いか、という確認が疎かになり一方通行なウェビナー配信に陥ってしまいがちです。参加者の反応を定期的に確認しながら、一体感のあるウェビナー運営を考えていく必要があります。

2.人的交流が行いづらい

オフラインセミナーではイベント終了後に名刺交換や商談、親睦会といったものが行われることもあり、その場で更なる親睦を深めることが期待できます。
ウェビナーの場合、イベント終了後は順次退出する流れが一般的ですので、主催者や参加者同士の交流が生まれにくい傾向があります。

3.インターネット回線など配信環境に左右される

ウェビナーにおいて最も重要な生命線といえるのがインターネット回線です。インターネット回線が貧弱だとどんなに良質なコンテンツを用意したとしても参加者に内容をお届けすることが困難になります。常に安定したウェビナー配信が出来るように環境を整備しておくことが重要となります。

4.配信には知識と経験が必要

ウェビナーの配信には一定の知識と経験が必要です。初めてウェビナーを行う場合は具体的な手順が分からなかったり、万一のトラブル時に対応できるかという不安が大きかったり、初心者にとっては取っ付きづらい性質があります。

デメリットを解決する方法

1.チャット機能やアンケートツールを活用する

「参加者の反応が分かりづらい」というデメリットに対しては、ウェビナーの配信ツールに実装されているチャット機能や、アンケートツールを活用するのが効果的です。
ウェビナーのメリット3.でも述べたように、非対面のウェビナーだからこそチャットやアンケートには参加者の本音に近いコメントを多く獲得しやすい面があります。ここで得た反応を参考にして、ウェビナーの方向性を本番中に微調整したり、今後のウェビナーに活かしたりすることができます。
コミュニケーションを重要視するウェビナーでは、配信ツールに備わっているチャット機能や、併用して活用できるアンケートツールなど検討すると良いでしょう。

2.オンラインコミュニティを活用する

「人的交流が行いづらい」というデメリットに対しては、オンラインコミュニティを活用するのが効果的です。
ウェビナーの特性上、イベント終了後は順次退出されてしまう傾向があるため、ウェビナーとは別にコミュニティを設ける方法があります。例えばウェビナー参加者限定のFacebookグループを作成し、そこで活発なコミュニケーションを促進しながら一体感を醸成していくというイメージです。

3.リハーサルを行う

「インターネット回線などの配信環境に左右される」というデメリットに対しては、リハーサルを行うことでリスクを低減できます。
ウェビナーにおいてインターネット回線のトラブルは大敵です。そのリスクを極力低減するためには入念なリハーサルを行い、ウェビナーの配信品質に不十分な点はないか確認する作業が必ず必要です。
万一、リハーサルで配信が不安定だった場合は、インターネット回線を変更するか、配信拠点を変更するなどして万全を期すようにしましょう。

4.外部委託を検討する

「配信には知識と経験が必要」というデメリットに対しては、外部委託することで対応ができます。
ウェビナー配信には知識や経験が確かに必要なため、あらゆる現場を経験している外部のプロに委託することで円滑な配信を行うことが可能です。何度かウェビナーを経験するうちに主催者自身も配信に関する知識や経験が蓄積されます。まずは最も不安な第1回目は外部に委託し、そこでの経験を踏まえて2回目以降の運営を判断していくことをおすすめします。

いかがでしたでしょうか。
ウェビナーのメリットやデメリット、デメリットに対する解決方法を知ることで、自社のウェビナー施策を考える際の具体的なイメージを持っていただけたのではないでしょうか。
リコーではウェビナー配信企画・導入時の相談から、開催・フォローまでサポートしています。これからウェビナーを始めたいけどどう進めれば良いか分からず不安、という方は是非ご相談ください。